小学部では、６月末に各学級をオンラインで結んで授業をしました。画面を共有すると、知っている友達や先生たちの顔が映り、子どもたちは画面に顔を近づけて、手を振ったり名前を呼んだりして興味津々でした。
この日の授業では、生活単元学習「わたしたちの学校をつくろう」と題して、みしま分校が開校するまでのことやこれからみんなでする活動について、話を聞きました。どの子もスライドをじっと見ていて、画面上での学習への関心の高さがうかがえました。
昨年度の一斉休校を受け、本校でも、一人一台端末とZoom等のウェブ会議アプリを活用したオンライン学習支援の試行を進めています。今度また、新型コロナウィルス感染症や非常変災等による臨時休業などの事態が生じても学習の遅れが生じないよう、児童生徒の実態に応じたICT活用を更に進めていきたいと考えています。
夏季休業中に行う家庭訪問時には、家庭と学校とのビデオ通話を試行する予定です。まずは、気軽に体験するところから、是非一緒に始めましょう！
６月２８日（月）
４年生と５年生は、合同で体育の授業をしています。今日のプール学習は、「ばた足で泳ごう」という目当てで行いました。プールの中で走ったり潜ったり、笑顔いっぱいで活動しました。水に浮く感覚がみんな大好きで、腰に浮きを着けて一人で浮かぶ児童もいました。今日は「大プールにも行きたい。」と言って、大プールに入ってばた足に挑戦する児童もいました。みんな、プールが大好きで、毎回とても楽しみにしています。
６月３０日（水）
小学部４・５年生は、毎週水曜日の５時限目にクラブ活動をしています。今回は、「かき氷を作ろう」でした。みんなでかき氷の歌を聴いた後、本日のかき氷のスペシャルトッピング、バニラのアイスクリームにみんな大興奮。その後は、順番を守って作るという目当てをしっかり守ってかき氷を作りました。シロップは
イチゴ、メロン、ブルーハワイ、ブドウなどたくさんある中から、二つ選んでかけたり、全部かけたりしました。かき氷を食べると舌をカメラに向けて、「先生、どんな色になっている？」と確認する児童もいました。
小学部１・２・３年生の遊びの授業では天気の良い日に水遊びをしています。梅雨真っただ中で蒸し暑い日が続いていますが、用意された水鉄砲やひしゃく等の道具から使いたいものを選び、先生や友達と水を掛け合い楽しみました。氷を触って「冷たい。」と驚く児童や、水に入れて「無くなった。」と喜ぶ児童もいました。氷一つでもいろいろな遊び方、楽しみ方が見られました。
みしま分校が開校して３か月が経ちました。子どもたちは、各教科、生活単元学習、遊びの指導、作業学習などの新しい学習環境にも慣れてきて、楽しく学校生活を送っています。
みしま分校には小学部と中学部があり、先日、校内研修として互いの授業を公開・参観しました。全教員が参観する機会を持つことにより、本校の特別支援教育についての理解を深め、さらに専門性や資質の向上を図っていきたいと考えています。また、日頃からの教員間の情報交換や連携体制も大切にしたいと思います。