小学部高学年
小学部5年生3名は、9月に収穫したバケツ稲を、1~2週間かけて、お椀を使って脱穀し、すり鉢とソフトボールで籾摺り、そして、瓶に入れて棒でつくこと数十分。
おにぎりを作ることを楽しみに、精米まで根気強くがんばりました。
できたお米は半合分だったので、長野さん(みしま分校のスクールバス添乗員)の田んぼで稲刈り体験させていただいた白米をブレンドし、みんなで順番に洗って炊きました。ほかほかできたての新米を「あつっ、あちちち。」と言いながら、一生懸命おにぎりを作りました。
それぞれに好きな具を決めており、焼肉、納豆、ツナマヨをたっぷり入れて、大きなまん丸おにぎりを2個ずつ作って完成。
「いただきまーす!」食べ始めると黙々と頬張っていました。「おいしかったあ!」「お米って最高やなあ。」と、みんなで(担任も含め)4合を平らげました。
6月にバケツに苗を植えて育て、収穫から精米を経験した分、美味しさも倍増したのかもしれません。
11月1日、小学部4・5年生、中学部1~3年生がキャリアガイド教室を行いました。
住友別子病院から3名の看護師の方を招いて、仕事の話を聞きました。
子どもたちは、看護師の仕事内容や、仕事をする際に気を付けていることなどの話を真剣に聞いていました。
看護技術の体験では、看護師の制服を着て血圧を測ったり、心音を聞いたり、包帯を巻いたりする体験をしました。
聴診器で自分や教師の心音を聞くと「聞こえたよ!」と言ったり、驚いた表情を見せたりしていました。
中学部では、仕事に関する質問をたくさんして、熱心に取り組む様子も見られました。
今回は、現役の看護師の方の話を聞くことができ、とても貴重な体験となりました。
小学部1年生は、みんなでチャーハンを作りました。
1年生にとって初めての調理実習です。レシピを作って作り方を確認し、材料はフジに買いに行きました。
チャーハンの具材は、ソーセージ、卵、ちりめん、ネギです。みんなで考えました。
ナイフを使ってソーセージを切りました。手元をよく見て慎重に切っていました。
卵割りにも挑戦しました。トントントンと机に打ち付けてもなかなかヒビが入らず・・・「卵の殻って思っているより硬いな~」と不思議そうな顔をする子もいました。何度も挑戦し、上手に割ることができました。
フライパンで炒めて美味しいチャーハンの完成!!「美味しいね。」と言いながらみんなで食べました。